「ののはな通信」で感情がグチャグチャにされたので感想を書く
久しぶりのブログな気がします。いつぶりかな。一か月以上前から更新してなかったのか。でもたった一か月な気もするな。もうずいぶんと前から更新してなかったような気がする。
Twitter見てる人は分かると思いますが(というかこのブログを読んでる人のほとんどはTwitterから来てるはず)、相変わらずのんびり元気にやってます。なんだろうな、こんなにのんびりできる身分でもないんだけど、のんびりしちゃってます。まずいな。ちょっともうちょい頑張ってくれよ。やっと重い腰を上げていろいろ描ける気がしてきた今日この頃って感じです。
話は変わって、今日はののはな通信の感想を書いていきます。書くつもりは最初全くなかったんですけど、読み終わって、この気持ちをどう処理すればいいのか、どこに吐き出せばいいのか分からなくなって苦しくなってしまったので、心を整理してやるためにこうしてまとまりもなく文章にすることに。
「ののはな通信」
「舟を編む」などで有名な三浦しをん先生の小説です。2018年ということで結構最近の本なんですね。あとで知ってびっくりしました。
基本的に私は図書館で借りて本を読むのですが、基本的にあらすじや設定などは調べずにタイトルと表紙、裏表紙でパッと読む本を選びます。あんまり最初からどんな話かとは知りたくないんですね。タイトルからどんな話なんだろうかとワクワクするのが好きなんです。事前情報があるとそれだけちょっと損をした気がしてしまいます。もちろん友人が「おすすめだよ!」と軽く紹介してくれることもあったりして、そういうのが嫌だというわけではないんですが。紹介してもらえなかったら一生知らなかった、読む気にならなかったということは往々にしてあることなので。うれしいんですけどね。ただ自分で気の向くままに本を探すときは、とにかく図書館の書架を舐めるように眺めてます。作者の名前を見ながら「あ~この作者、名前は知ってるけど読んだことないな」とか「なんだか不思議なタイトルだな、内容が想像もつかん」とかぼーっと考えながら、上から下に、右から左に、左から右に。書架の背表紙を指でなぞったり、たまに気になったら手に取って表紙を見たり。そうしていると本から伝わる感触に、目から入る落ち着いた色に、安らぎを覚えるのです。そして同時に、どこに繋がっているか分からない扉を開くように、胸が高鳴るのです。
さて、何の話でしたかね。あ。ののはな通信の話でした。三浦しをん先生の名前は舟を編むなんかで知ってはいたのですが、果たしてどんな物語を書くのかは全く知らなかったんですね。舟を編むに関してもドラマか映画かやってましたけどあれも見てないので。本当に全く知らないんです。そして「ののはな通信」というタイトルと、淡い緑色にかわいらしい柔らかな花々が互いと自然な距離を取るように配置された優しい表紙に惹かれて久しぶりに読書目的で本を借りました。最近はイラスト関連の参考書ばかり借りていたので、まともに読書をするために本を借りることがなかったのです。
さてここからは本の内容について触れていきます。私のように事前情報なしで読みたいという人は、以下を読み進めない方がいいですよ。
というわけで下へズーン。
大丈夫ですか?
書いちゃいますよぉ…
では。
ののはな通信は、端的に言うと百合です。ある少女2人の文通といいますか。野々原茜、牧田はな。お互いを”のの”と”はな”と呼んでいるのですが、この2人が直接話すのではなく、はがきや手紙、メモ、メールといった様々な媒体を通してお話をする。という形式で書かれた小説です。つまり一般的な小説のように、その状況を単純に地の文や会話文で書くのではなくて、ひたすらに彼女たちの通信記録なのです。
ののとはなの通信記録
だから「ののはな通信」なのです。
物語りは、ののが4人目の家族について手紙をしたためたところから始まります。彼女には父と母と自分の3人しか家族がいないのですが、4人目の存在を感じる。それはもしかするとはなの存在かもしれない。もしかしたら、はな。あなたは私の家族なのかもしれない。と。
こう書くと、少し怖いと言いますか。なんだか不思議な独特な雰囲気です。別にこの物語はホラーとかオカルトとかそういうジャンルではないのですが、こんな感じで始まるので結構戸惑いました。
ここから、彼女たちの通信は数えきれないほど繰り返されていきます。
ちなみに彼女たちは、同じ女子高に通っていて友達です。文通だけの友達とかではないのですが、会えない時間も惜しいのでおしゃべりの代わりに手紙を出したりして二人の時間を少しでも共有しようとしているのです。
そんな彼女たちは学校の先生と生徒が交際をしているというゴシップに興味を惹かれ真相を暴こうとしていきます。
そんな中で、ののは自分の想いに気が付きます。はなのことが友達としてだけでなくそれ以上の関係になりたい、恋をしてしまったのだと。そしてはなも、ののの気持ちを受け入れ2人は恋人になります。この辺はまさに甘美というか、やはり百合はいいなあと関係性の変化を楽しんでいました。初めてキスをして、学校で友達のふりをしながら目を盗んで手をつないで、お互いに触れて舐めあって溶けていく。少女という存在の美しさを強烈に感じたのは久しぶりか、初めてかもしれない。まるでショーケースに飾られた小さなドレスのように、薄いガラスに閉じ込められた可憐な花のように。永遠の美しさを見たような気がして本当にドキドキしてしまった。でも薄氷のように簡単に砕けてしまいそうな儚さや危うさが見えてくる。そしてそれすらも綺麗なのです。改めて女性とは完璧な存在なのだなと一人唸っていたのですが、ある日を境に2人の関係には大きな亀裂、断裂というべきかもしれない。そんな溝がうまれてしまう。ここからの展開はただただ胸が苦しかった。この辺から手紙によってのみ書かれるこの作品の文章形式が活きてきます。
はながあるきっかけでののに裏切られたと怒りの手紙を送るのですが、ののがそれに対して返事を送ってもはなは返事をしてくれない。返事をしてもののの想いは届いてくれない。そんなもどかしさがののを苦しめます。
通信の本質はコミュニケーションではなく報告。自分の中で完結した感情のみでしたためられる。つまり、一方的なものなのです。これがこの物語の根本であるのだと思いますがそれは今は置いておきます。
2人の想いがせきららに綴られていく。お互いがお互いに一方的に感情を押し付けあい、傷つけながらも少しずつ歩み寄っていく。でも結局はなはののの裏切りに耐えられず別れを告げます。そしてこれまで残していたののからの手紙をすべて送り返して、関係を清算してしまうのでした。
どうしてこうもうまくいかないのだろうか。やるせない。心に深い傷を負ってしまいました。うう。
はい。
ここで一章が終わりです。この小説四章で構成されてるので、あと三章もあるんです。驚きましたね。なにせこんだけ物語が揺れに揺れて終わったと思ったらまだ4分の1しか進んでいなかった時の、左手に残された紙の厚さに衝撃ですよ。ええ! もうこんだけ”もらって”いるのにあと4分の3も残ってるってどういうことなの? こっから書くことあるの? みたいな。
あるんですね。ここから二章に突入するのですが、ちょっと端折って簡単に説明していきますと。
一章:高校生編
二章:大学生編
三章:大人編
四章:完結編
という感じ。読み終わって思いました。あれ? このしんどさ。重さ。既視感が…
ホワイトアルバム2やん!
いや話は全然違うんですけど。
想いの重さというか。うわああみたいな。うまく言えないんですけど読後感が非常に近い気がしました。本当に、全然話しは違うんですけどね。
章が移るごとに、お互いへの感情が変化していく。この軌跡がもう。綺麗とはとてもいえないほどゆがんでゆがんで、でも美しい。
2人ともそれぞれいろんな恋愛を経験していきます。心の動かない恋。ぬるま湯のように心地好い恋。相棒のようなパートナーとしての愛。分け与える愛(こんなにいろんな種類の恋愛があるのかと純粋に参考になります)。そんな中で恋愛に対する価値観が変化していくのですが、ただ一つ変わらない、衝動的なで、情熱的で、短絡的で、最も幸せだった記憶。焦がれて、からまって溶けたあの時間は、遺跡のように永遠で、蘇ることはない。それでも成長していった2人はその記憶を大切に扱うことができるようになり、ついにはお互いの存在そのものが永遠のものとなるのです。
こうして一方的であった感情は、長い年月をかけて摩耗し歪み、ゆっくりと交わっていき、ついに完全なる完結した愛となります。初めてはお互いの体を重ねることで想いを重ねようとし、その想いの大きさと少しのずれから決別へと追い込み、三章以降は直接会うことすらなくなってしまう、しかし最後には永遠に会うことはないとしてもお互いの想い、愛、魂、そんな抽象的で脆いはずのものが、お互いを永遠に離れることのない存在へと昇華していったのでした。
ああ、なんて美しい。
情熱的で独善的な初恋の行方を最後まで見ていったというわけです。最後にはののからの最後の手紙によって締めくくられています。最初はちょっと読みにくいなとも思ったのですが、確固たる意図をもって用いられた形式であったことを読後に理解しました。
読み終わった後はこの感情をどこへもっていけばいいのか分からずしばらくベッドで放心していました。こんなに苦しくなるなんて思わなかった。今書いているこの瞬間も苦しい。胸が詰まりそうです。でも、本当に面白かった。
ちなみに、読み終わってげろ吐きそうなほど精神的に疲弊していた時に見た「北米版ウマ娘 エキプロティーダービーvol.5 ワザヲカケル」で死ぬほど笑ってしまって心底悔しい。読後感をあらかたさらっていきやがって。許さん。
でもなんとかこうして文章を書いて感情を吐き出せたので少しスッキリしました。まだ胸の奥からジュクジュクと何かがしみだしている感じがしているので、消化はできていなのだろうと思うのですが、明日にはよくなっていることでしょう。
ここまで見ちゃった未読勢がもしいたら、読んでみてください。まじでおもしろいんで。
もう読んだよって人。
語り合いましょう。この感情を消化するには結局誰かと語らうか、新しい本を読むか、自分で作るかしかないんですよ。
描くか…。漫画。久しぶりに。
トウカイテイオーにやられてしまった。210419 week4
ウマ娘一気見しちゃいました。
いや、本当に面白かった!こんなに面白かったのか…ウマ娘…
トウカイテイオーが、本当になんていうか、すごかった。やべ、語彙が。あのね、こんな王道スポコンだとは全く思ってなかったので完全に不意打ち食らってしまいました。困るなあ。こんなに面白いのか、という感じで一期が終わり…
スぺが可愛いですね。合間に挟まる小ネタやギャグが軽快でくどくないところは、うれしかった。ギャグがくどいとちょっと腹持ちいいもの食べ過ぎちゃった気分になるので、ガンガン進められたのはそういう細かい心地よさからだと思います。転び方がいい。高橋留美子のあれを彷彿とさせる感じで好きです。
スズカの故障がありつつも、さわやかに終わったので「これは二期も見るしかねえな…!」と意気込んでの1話。
ってなりましたよね。視聴済みのみなさんは。そうですよね。
もうトウカイテイオーにやられました。完全に。あの引きはないわ。かっこよすぎでしょ。apple musicに入れちゃったじゃないですか「winning the soul」かっこいい…。「ユメヲカケル!」も好き。現在鬼リピ中です。この2曲だけ聞いて余韻に浸っています。
不安とそれ以上の期待を抱えて始まった二期。一期ぶっ続けで見たので夜も遅くなり、日を改めてみることになりましたが、もう全裸待機です。
そして、やっとこさ二期を見る。
もう、本当に、展開が鬼。怪我しかせん…!しかも史実通りって、なんでそんなことするの?とにかくうまくいかない。
トウカイテイオーはケガをした!
トウカイテイオーは頑張ってけがを克服した!
トウカイテイオーはケガをした!
なんだそれ!
やめてくれ。本当につらい。しかもみんなめちゃくちゃケガするやん。それでも頑張るトウカイテイオーにもう、涙が。そんな奮闘記の途中で突然きた第8話。
ライスシャワー…。
お前ら!二度と競馬場に来るな!ライスシャワーは俺が守る!
それでも頑張るライスシャワーとその後のレースはもう、鳥肌と涙でずっと震えてました。しかもこれも史実通り。鬼畜原作め。
自分なりに答えを出したライスシャワー。そしてまたトウカイテイオー。くっ…。もうここから先の展開はただただ辛い。「いやそりゃそうなるよな」ってなるもん。そしてツインターボ。
「これが諦めないってことだ! トウカイテイオー!」
全部終わった後、ツインターボの史実も見ました。泣きっ面にツインターボ。こりゃダメだ。ツインターボよ永遠に…
はい、出ました。なんでそういうことするの?悪魔か?しかもこれも史実かよ。しかも史実が辛い。
終わった後はいいアニメを見終わった後の定番
「虚無感」「倦怠感」「恍惚感」
襲ってきましたね。いいアニメなんだもん。しょうがないよ。
しばらく、原作レースを見たり、解説を見たりして過ごして、曲を鬼リピして。ようやくキメたウマ娘が抜けてきました。
結局トウカイテイオーが一番かわいい。
何気に一期よりもあほさ加減に磨きがかかっていたのもよかった。
いいオタクたちにも結構救われたな。
どうした急に。
なんにもまとまっていない感想駄文はここまで。
智絵里を本当に久しぶりにイラストとして描きました。やっぱり一番かわいいんだよな。
みなさん、総選挙ですよ。
これは特に誰でもない子ですが、かわいい。1日悩み苦しんだのでなんとか形になってよかった。
色がちょっと淡すぎる気がするのでそこは修正が必要かな。
お題箱がちょっとずつ来てます。ありがとうございます。うれしいです。少し待っててください。ちゃんと来てるの確認してるので。来週には出せると思います。
頑張りますので。よろしく。
それでは。
kiroku210412 week3
お題箱を作りました。早速1つお題が来ていたのでうれしくなりました。
お題箱の内容は「シャニマスで靴の情報が出たから、@acubi_tomaranaiさんみたいにセットアップ組んで描いてほしい」ということで、最近好きになった雛菜を。
改めて思うのは俺の絵は、まだまだ解像度が低い…。雛菜の魅力が全然出せていない。かわいく描けたのは間違いないんだが、どうにも雛菜のポテンシャルならまだまだいくらでもかわいさの爆弾で破壊しつくせると思うんだ。
雛菜かわいい…
智絵里も最近描いてなかったな…ごめんな。大好きだぞ。
ラフだけど今まで描いた智絵里の中で断トツでかわいいです。間違いない。清書するか…。したくないな。このかわいさを残したまま清書できる気がしない。
頑張ります。
お題箱募集中です。
誰でも、何でも、何度でも送ってください。お願いします。
あと、先週書いたカレー生活ですが、いい感じです。カレーおいしい。
kiroku210404 week2 もとい、え~第~65535回~…「自分の食生活について考え直してみよう会議」~…
先に謝っておこうと思います。Twitter見てる方は分かると思うんですけど今週ほぼ絵を描いてないんですよね。なのでこのブログに載せられる絵も、当然ですがありません。すんません。
なんていうか、今週ほんといろいろあったんですよ。熱出したりしちゃって。久しぶりに風邪ひくとしんどいですね。もうだるいし、熱くなったり寒くなったり、関節痛いしでまあやられました。一日で治ったんでそこは助かりましたけど。一人ってのはこういう時厳しいんですよね。仕方ないんですけど。
そういうわけで、まあ絵も載せられないので書くこともないです。
…というのもなんですし、ちょっと今日考えてたことでも書こうかな。
一人暮らしになると、飯を作るとか食うという作業が大変苦痛になります。とても大変です。楽しいという人もいると思います。そういう素晴らしい才能をお持ちのシェフは私においしいご飯を作ってください。お金出すんで。
大変です。ご飯作るの。なので最近はずっとヨシケイの弁当取ってるんですよ、作らなくていいのはすごく助かるし、味も悪くないんですけど。ちょっと値段が高いんですよね。まあ一食600円でも、冷凍していつでもレンチンすれば食べられるという手軽さに見合ったお値段だとは思います。本当に。マジで。
ただいくつか不満、というとどうかと思いますが、あげますと
・タンパク質が足りない
・食べ応えがない
・微妙な時があったりする
・ご飯はついてない
・お高め
みたいな感じで、大して問題ではないっちゃないんですが。
それでも、金欠には厳しい。
…やはり自炊か、と思っていた時にふと思い出したのが「カレー」です。ブログで久々に出てきましたね。久しぶり、カレー。
カレーって、めちゃくちゃ安く作れるんですね。知ってると思いますけど。まじで節約したら毎日たらふく食って食費1万円とか余裕で切るんです。すごい。しかもなんでも具材にできるってほんとすごい。しかも美味い。何入れても基本美味いし、何トッピングしても基本美味い。
すごい優秀な料理、さっさとカレー作る生活にしとけばよかったんじゃね?と思われるかもしれません。
ただし。
そんな優秀なカレーちゃんにも、いくつか懸念事項がありました。こんなに優秀でも完全無欠ではないカレーちゃん。一体何を懸念していたのかというと。
・栄養素
これだけです。
そりゃ、カレーだけ食ったらそうなるだろ!!!
なんてお怒りを買ってしまいますね。でも私、大変なめんどくさがりです。絶対料理作りたくない人間です。毎日作れるまともな料理なんてカレー、シチュー、ハヤシライスくらいなもんです。
もちろん、本気出せばいろいろ作れますよ。
卵焼きとか。
あ、レンジで卵焼き作れるの知ってましたか? これ結構知ってると便利なんで教えておきますと、
タッパー(容器はなんでもOK)に卵落としてカチャカチャ混ぜて、塩・コショウ・お醤油ちょろっと垂らして混ぜてレンジで1分チン。
これで卵焼きできちゃいます。すごい!
混ぜなければ目玉焼きもできます。
そんなことはいいんです。
つまり、自炊するとなると(精神的に)作れる料理はカレーくらいしかないってことです。毎日食べるという点は全く問題ありません。余裕で行けます。なんなら毎日楽しみです。
でも、栄養素が…絶対足りない。
あんなシンプルメニューで栄養が足りるわけないことくらい誰にでもわかります。
やはりカレーだけで生きるのは無理か。カレーに栄養どんだけ入ってるか分かんねーしな。しょうがない、自炊はあきらめて高いけど弁当にするか…。
いや、まだだ。あきらめるのは早いぞ。
前回は特に調べなかったが、実はカレーの栄養素書いてるサイトってあるんじゃないのか?
……
…………
……………。
…あった。
なんだよ! あんじゃん!
こうなったら止まりません。早速、必要栄養素量の計算を始めます。
計算するのは私じゃなくて、このサイトですが。
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カレーに含まれる食材
ご飯 260 g 437 kcal
豚肩肉 60 g 130 kcal
じゃがいも 60 g 46 kcal
たまねぎ 50 g 19 kcal
にんじん 40 g 15 kcal
サラダ油 10 g 93 kcal
塩 1 g 0 kcal
こしょう 0.1 g 1 kcal
カレールー 20 g 102 kcal
福神漬け 15 g 21 kcal
にんにく 0.2 g 1 kcal
水
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さて、栄養素を考えるうえで基本となるのは「必須栄養素」です。その名の通り、生きるうえで必要不可欠な栄養素。人間の必須栄養素にもいろいろありますが、基本的にどれかを全くとらない、慢性的に極度な不足が続くと、欠乏症となります。
簡単に言うと、必須栄養素は取らないと身体に異常をきたします。
逆に言えば、他の栄養素は最悪無くても、健康状態に大きな影響は与えないのです。
というわけで自炊の時には、必衰栄養素が過不足なく、漏れなく摂取できる料理を作る必要があるというわけです。しかし、毎日の献立でいちいちそんなこと考えてられませんし、大体ちゃんと自炊していれば大きな問題はないです。
ただ、私の場合はカレーのみに頼らなくてはいけないので、しっかり必須栄養素について考えておかなくてはいけないわけです。
さて、話を戻しますと上記のいわゆる普通の食材で作ったカレー。どれだけ必須栄養素が不足しているかというとこんな感じ。
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上記の材料の場合に足りない成分
タンパク質 15g
ビタミンD 1.66μg
ビタミンE 0.1㎎
ビタミンB2 0.9㎎
ビタミンB12 0.53μg
葉酸 38.75μg
ビオチン 13.89μg
ビタミンC 5.2㎎
カリウム 60㎎
カルシウム 170㎎
マグネシウム 32㎎
リン 110㎎
鉄 1.6㎎
ヨウ素 41μg
セレン 4.3μg
クロム 1 .28μg
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意外とカバーしてましたが、やはりまだまだ足りません。
足りないなら、足せばいい。
しかし何を足すか…決まってます。
必須栄養素という観点で言えば、まず入れておくべき食材。
ーそう、卵です。卵はまさしく生命の源。必須栄養素がこれだけ満遍なく含まれている食材はなかなかありません。栄養素を足したい時に困ったら、とりあえず卵足しとけば何とかなると思います。まじで、卵って必須栄養素ほとんどそろえてるんですよ。
てなわけで。
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卵一個加えて足りない成分
タンパク質 8.6g
葉酸 16.75μg
ビタミンC 5.2㎎
カリウム 60㎎
カルシウム 143㎎
マグネシウム 26㎎
リン 16㎎
鉄 0.7㎎
ヨウ素 31μg
クロム 1.28μg
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そこそこカバーできました。でもまだまだです。卵1個ではどうにも量が足りない。結局、数はパワー。卵1個で人間一人の栄養を補えるかというと、それは無理な話なのです。
次は何を足すか。ここは結構迷いました。栄養価の高いモロヘイヤも考えましたが、うまくカレーを補うことはできません。ほかにも試しましたがなかなかうまくピースがはまらない。そんなパズルを試し続けて数分後。
見つけました。
ほうれん草です。
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ほうれん草50gを加えて足りない成分
タンパク質 7.6g
カルシウム 143㎎
ヨウ素 30μg
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ほら!
はまったでしょ!
かなり綺麗に足りない分をカバーしてくれたほうれん草くんに拍手!
パチパチパチ!!!
あとはこの3種をつぶせば勝ちです。あと一歩! 詰将棋みたいなもんですよ。栄養素高め製品をかたっぱしからぶつければいいんです。
いくつか候補がありましたが、今回の考査に選ばれたのは…
牛乳でした!
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牛乳200mlを加えて足りない成分
ナシ
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勝ちました。
完璧な布陣を組んでしまいました。
こちらの打線です! どうぞ!
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完璧カレー!!!
ご飯 260 g 437 kcal
豚肩肉 60 g 130 kcal
じゃがいも 60 g 46 kcal
たまねぎ 50 g 19 kcal
にんじん 40 g 15 kcal
サラダ油 10 g 93 kcal
塩 1 g 0 kcal
こしょう 0.1 g 1 kcal
カレールー 20 g 102 kcal
福神漬け 15 g 21 kcal
にんにく 0.2 g 1 kcal
ほうれん草 50g
卵 1個
牛乳 200ml
水
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ふう。
やり切った。今日はこれを一人暮らしで大変な皆さんに共有したかった。
ちなみにこのカレーで3食なら計算上19,000円/月でした。ちょっと高めに見積もったので、うまくやればもう少し安くなりますが2万以内には抑えられる印象。ありがたい。
ということで、今週はこれで終わり。
そうだ。
げんしけん読み返しましたが、ほんと面白い。
心のバイブル。
いい漫画は心を豊かにしますね。
波戸くん…。
kiroku210328 week1
10日ぶりの更新です。
というのも、別にブログ書くのを忘れてたとか、面倒くさかったとかじゃないですよ。ちゃんと理由があるんです。
最初はね、本気で絵で食っていくために、自分の成長を客観的にみるためにできるだけ毎日記録をつづっていきたいと思ってたんです。なんか毎日書いたら改善し続けられるんじゃないかって、思って始めたんですけど。
毎日は大変だった…。
というのはありますが、本質的な理由じゃなくてですね。毎日書くってのは悪くはないんですけど、もうちょっと長いスパンで見た方がいいような気がする。そもそも一日では絵が完成しないことが多いんですね。一日中絵を描いてられればまだいいんですけど、そうもいかない。するとその場しのぎの改善ばかりしてしまっていることに気づいたんです。真っ暗闇の中で足元だけを懐中電灯で照らして歩いてる状態というか、それじゃあどこに向かって歩いてるかも分からなくなってしまうわけで。すぐに転んじゃいそうだなと。
そういうわけで、懐中電灯をほんの先に照らしてみた方がいいんじゃないかと思ったんです。まあ、そもそも毎日更新しますなんて言ってないんですが。これからはできるだけ一週間ごとの記録を書いていきたいです。なのでタイトルもdayからweekに変わってます。気づいたかな?
大体毎週日曜(無理なら月曜)に更新するつもりです。
その分、いろいろ書けたらいいな。
一応言っておくと、自分の記録・備忘録のためにこのブログを書いているので、大して有益な情報はないんですよ。ご容赦。
では、ここから本題。今週分の記録を。
今週はいろいろあってまともに絵を描けなかったな。
まあいいや、今週ダメだったなら来週頑張ればいいじゃねえか。
やったこと
・連作キャラの設定とキャラデザ2人、世界観づくり
・イラスト1枚
・タイムラプス動画1本
・スケッチ(人、靴)
気づいた点
・スケッチとかデッサンで重要なのはそれっぽい線を引くこと。忠実に輪郭を再現するのではなく、線に嘘や誇張をあえて入れることで、よりそれっぽく見える。どこを強調するべきなのかを考える。
・ラフは一日で描き終えないといけない。ラフを描いているときはおおよその完成イメージが頭にあるが、途中で終わってしまうとイメージが消失して翌日になって描けなくなる現象が発生する。
・線画トレスで塗りの色を近づけると、絵の雰囲気が柔らかくなる。これは背景とキャラとの境界が曖昧になり溶け込むことで、キャラの主張が抑えられ全体としてのバランスが整いやすいからであると考えられる。逆にキャラを強く主張する場合は、線画をそのまま置いておく方が境界がはっきりするため良いだろう。
改善点
・やることに対して、制作時間を考えていない→製作時間の記録
・なんとなく進めることが多い→締め切りを決める
・朝起きれない→本当に起きれない。休みなのもあるが、10時に起きるのがなんとなく自分の普通になってきているので、かなりまずい状況。せめて9時までには起きたい。と思ってはいる。思っているだけで出来たら苦労はない。頼む、起きてくれ。明日は起きられるだろうか。とりあえず、起きてスマホを見るのをやめてくれると大変助かります。朝の俺、どうか。
来週の目標
1.イラスト制作時は依頼と考え、締め切りを作り、製作時間の記録をしておく。
2.朝9時頃には起きて、スマホを見ずにベッドから起きる。
来週はカラーイラストがいっぱいになってるといいな。
ずらっと一週間分の絵が並んでるのってなんかいいよね。そうなるように少しずつ頑張ります。
それでは。
Youtubeもできるだけ更新しますので、良ければどうぞ。
kiroku210317 7day
かわいい。
俺って結構、ぼーっと考えるのが好きなんだよね。トイレの時とか、風呂入ってる時とか。そういう時にとりとめもなく、何か考えたりする。ただ考えるだけで特にその後どうということもあまりないので、なんというか実がない。
なので、
考えたことをできるだけメモする
ことにしてみた。
さらにこのブログで、メモしたものについてもう一度考え直してみる。
「不安を消すためには考えられるだけ案を考えて、その中で最も良いものを選ぶしかない」
描いてる時だけじゃないけど、いまいちこのまま進んで大丈夫なのか、漠然と不安になって先に進めなくなることがある。
そういう時は、自分で考えられるだけ案を出して、その中から最善だと思うものを選ぶ。これが一番いい。分かってはいるけど、つい不安が作る迷路に潜り込んでしまうわけで。
代案を考えておく。
大切。
「遊びって大事。イラストを仕事としてやるなら、それ以外のアニメーションや漫画、落書きを暇な時間に楽しんでやる」
遊び心、初心忘るべからず。楽しんで描くのが一番なんだよ。最近は特にTwitterを無駄に触る、これがいけない。遊ばなきゃ。楽を選ばず楽しいを選ぶ、これが難しい。布団から出られない現象と似たようなもの感覚がある。
布団の中でぬくぬくとしている中。手の届く範囲のものなら、手を伸ばして取れるけど。手が届かない、立ち上がらなくちゃいけない場所にあるものはどうしても取れない。
みたいな。
分かるよね、多分。分かってくれるといいな。
kiroku210316 6day
やっと描き終わった。
マジで一生描き終わらないんじゃないかという恐怖と戦いながら仕上げたが、どうしても厳しい時は多少手を抜くことも必要だな。
少し絵を描くことから離れると、絵を描いても書き上げられないんじゃないかという恐怖がある。毎日朝10分でも1時間でも「筆を慣らす」時間を作ると、その日のイラスト制作が楽に始められるんじゃないかな。
落書きも沢山した方がいい。最近はデジタルでしっかりした絵を仕上げることだけを考えていたけど、そうすると書き上げないことが怖くなる。もっと楽に、楽しく、元気よく絵を描くということ。遊びこごろを忘れちゃダメだよね。
キーボード台と、ペンタブ掛けがほしい。