気まま日記1

6:00。

早く起きられて気分もいいので20分早く出勤。

朝焼けが綺麗だった。

俺は図書館のアルバイトをしている。

穏やかなカウンターで一人、PCをカチカチと叩きながら、朝の館内を眺める。

それぞれがそれぞれの想いに耽り、別の方向を見つめながらも、同じ場所を共有するこの空間が好きだ。

だからこのバイトも好きなのだ。

1時間のバイト終わり、帰り道。

車窓から見かけた、駆け足のサラリーマン。

その軽快な足取りに、なぜか楽しい気分。

 

俺は最近よくラジオを聴く。

安住紳一郎の日曜天国

心躍るジングルを朝いちばんに聴くと、頑張ろうという気分になってくる。

アメリカ50州覚え歌

安住はクリを拾い、滝川はクリステル

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリゲラー

今週は京都女子大学教授である中田兼介氏による蜘蛛の話。

蜘蛛は鋏角類でダニやサソリの仲間。

蜘蛛は勤勉で毎日巣を張り替える。乾燥したりしてしまうため、毎日新鮮な巣を作る。

蜘蛛は空を飛ぶ。糸を一本天高く飛ばし、風に乗って当てのない空の旅。火山島のような新しい島に最初に到達するのは蜘蛛だったり。

蜘蛛の雄は生殖行動の後にメスに食べられる。自ら食べられに行く蜘蛛もいる。

俺は大きい蜘蛛が嫌いなので、小さい蜘蛛のことを考えた。

 

良い朝だった。

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